2020.04.03
調理のヒント【最強ピザケース】冷気を逃がさない、クーラーボックスの正しい詰め方
地震や台風が来たとき「冷蔵庫代わり」になってくれるのがクーラーボックスです。
冷凍しておいたピザをストックできるので、ピザケースとして使うこともできます。
しっかり保冷剤を入れると最長で4~5日は、ラクに保存できてしまうクーラーボックス。
今回は冷気を逃がさないための、簡単テクニックをお伝えしていきます。
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詰め方でコレだけ変わる、クーラーボックスの極意
クーラーボックスに大好きな冷凍ピザや飲み物を詰めて、いざキャンプへゴー。
いざ到着したらビールなどの飲み物が生温かくてガッカリした…こんな経験はありませんか?
実は入れ方ひとつで変わるのが、クーラーボックス。
上手な詰め方を知っておくと、長持ちしやすいピザケースを手軽に作れます。
食品の管理に自信が持てるようになりますよ。
保冷剤は「下ではなく上へ」置く
クーラーボックスの耐久性を高めてくれるのが、ヒンヤリ冷たい保冷剤。
保冷剤は下に置くもの…と誤解されやすいのですが、実は上に置くべきもの。
冷たい空気は上から下に降りるからです。
これを知らずに保冷剤を1番下に置いてしまうと、冷たい空気は下にとどまったまま。
上に置いた冷凍ピザや牛乳などが、温まりやすくなってしまいます。
長持ちピザケースを作りたいなら、保冷剤は上・ピザはその下へ。
「重たい保冷剤をのせると、ピザが潰れてしまいそう」
そんなときはジェル状のソフトな保冷剤を使うと安心です。
さらに長時間持たせたいときは、左右に凍らせたペットボトルを置きます。
上から&横から同時に冷たい空気が流れてくるので、食材を効率的に冷やせます。
クーラーボックスの「予冷」をおこなう
ムシムシした季節に、屋外でキャンプ。
こんなときには「冷凍ピザが腐らないか」不安になるものです。
暑い季節に特におこないたいのが、クーラーボックスの予冷です。
予熱の反対の意味で使われる「予冷」。
「あらかじめ冷やしておく」方法です。
喫茶店で紅茶を淹れるとき、カップをお湯で温めておくやり方を見たことはありませんか?
事前にカップを温めておくと、カップ全体が温まり「ちょうど良い温度」で紅茶やコーヒーが飲めます。
この原理を利用したのが、クーラーボックス全体をあらかじめ冷やしておく方法。
クーラーボックスを使う2~3時間前に、保冷剤や氷の袋を入れて「予備の冷やし」をおこなっておきます。
冷たい冷気がボックス全体を包み込むので、フルパワーで食材を冷やせるようになります。
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まだある、最強ピザケースの作り方
この他にも食材をヒンヤリ冷やすコツは幾つかあります。
ちょっとした小ワザを使ってみると、腐らない・生ぬるくならない最強のピザケースが手軽に作れます。
保冷力のあるボックスを使う
市販のクーラーボックスには、色々なタイプがあります。
大きく分類すると、ソフト型とハード型2つに分かれます。
ラクに折り畳みできるのがソフト型、がっしり頑丈なのがハード型の特徴です。
保冷力に冴えているのは内側に断熱材が入っている、後者のハード型のクーラーボックス。
良質なタイプを選ぶと最大4~5日程度は保冷が続くので、停電時のピザや食材ケースとしても使えます。
クーラーボックスのカタログには「食材をどの程度冷やせるのか」保冷日数が記されています。
保冷日数を見るとボックスの実力が簡単にチェックできるので、購入前に確認するのがおすすめです。
クーラーボックスに「内扉」を付ける
クーラーボックスは家庭の冷蔵庫と違い、電気が通っていないもの。
常に冷気が作られている訳ではないので「できるだけ冷たい空気を外に逃がさないこと」がよく冷やすためのポイントになります。
おすすめはクーラーボックスを開けた所に、もう1つの扉を作っておく方法です。
100均でも購入できる遮熱カーテンを、内側にペタリ。
1枚貼っておくだけでも充分効果があります。
遮熱カーテンの代わりに「アルミの保冷シート」や「アルミホイル」でも即席の扉代わりになります。
開けるたびに、冷たい空気が外へ流れ出にくくなるので、保冷効果もばっちりアップします。
まとめ
ピザケース代わりにもなる、クーラーボックスの上手な使い方を紹介しました。
キャンプやBBQ・ホームパーティでも大活躍してくれるのが、フォンターナの冷凍ピザです。
おいしい薪窯ピッツァがあるだけで、心もホカホカ温まっていくもの。
照り焼きチキンやマルゲリータなど、お好きな味をセレクトして、ご家族や大好きなお友だちと素敵な1日をお過ごしください。