2017.09.02
ピザの具材「ピザに使われる「ツナ」について ~ おすすめツナを使ったピザまとめ」
ツナ缶はどこの家庭でも常備しているとても便利な食材です。
缶詰なので常温で日持ちがする上に、開封したらそのまま食べることもできるし、料理に入れて火を通しても美味しくいただけるという優れものです。
サラダに入れたり、オムレツに入れたり、サンドイッチにしたり豊富なバリエーションを持っているので、献立の助っ人的存在ともいえます。
ツナとマヨネーズ、ツナとチーズ、ツナとトマトと、どの組み合わせでも相性がいいので、ピザのトッピングによく使われています。
ツナは子どもから大人までみんなに愛されている食材なのです。
今回はツナの歴史やツナ缶の種類、ツナを使ったおつまみや、ツナを使ったおすすめピザをご紹介したいと思います。
本日のメニュー
ツナ缶はいつ頃できたの
1903年アメリカでマグロの油漬け缶詰が発明されました。大ヒット商品になったので、日本でも研究が進められました。
そして、1929年に静岡県の水産試験場でマグロの油漬け缶詰の製造に成功したのです。
「富士丸ブランド」としてアメリカに輸出されました。
日本国内に広まるのはその後で、まず最初に清水食品という会社が製造しました。
はごろもフーズの前進である後藤缶詰という会社も1931年から製造しました。
後藤缶詰は、終戦後にマグロの油漬け缶詰を輸出ではなく、日本国内に一番初めに広めたのです。
ツナ缶って種類がたくさんあるけど何が違うの
ツナ缶は、まぐろやかつおを原料として作られた缶詰です。
お店にはたくさんの種類がありますが、何が違うのでしょうか。
〇原料
びんながまぐろ、きはだまぐろ、かつおなどです。
〇魚肉の形状
魚肉ブロックの大きさを変えることで、用途にあった使い方ができます。
・ブロックタイプ・・・ほぐさず大きいかたまりのまま
・チャンクタイプ・・・ブロックよりも小さめのかたまり
・フレークタイプ・・・フレーク状に細かくほぐしたもの
〇魚肉の調理方法
魚肉の調理方法を変えることで、好みにあったものを選ぶことができます。
・油漬け・・・調味液に油を主に使ったもの
・油入り水煮・・・調味液に油と水、または野菜エキスを使用したもの
・水煮・・・調味液に油を使わず水か野菜エキス、魚のエキスを使用し塩を加えたもの
・食塩・オイル無添加・・・油や塩を使わず、水のみ
ツナ缶をそのまま食べるのであれば、油を使ったものが旨味があって美味しいです。
調理に使う場合は、ツナ缶の油を捨てるのではなく、炒め油として使えば美味しさがアップします。
油のカロリーが気になる方は、油が入っていないものがお勧めです。
ツナを使ったおつまみ
ツナはそのまま食べてもおつまみになりますが、ひと手間加えて調味料や野菜と一緒に食べたら栄養効果も抜群です。
〇ピーマンを加えた炒めもの
ピーマンを適当な大きさに切り、ツナと一緒に炒めます。
味付けは塩や醤油を少したらして出来上がりです。
ピーマン嫌いのお子様も、ツナと醤油が香ばしいので、食べてくれるかもしれません。
〇載せて焼くだけ
ツナにスライスした玉ねぎとマヨネーズをかけてオーブントースターで焼くだけです。
マヨネーズに焦げ目がついたら食べごろです。
〇薬味と調味料で簡単
ツナと醤油と酢を混ぜ、ネギなどの薬味を載せていただきます。
簡単だけれども美味しさがアップします。
ツナを使ったピザの種類
〇バンビーノ
イタリア語で「幼い男の子」という意味です。
子どもが大好きなツナやコーンが主役のこども向けのピザです。
強い味がない優しい味です。
この他にもピザ店の各店舗では、ツナを使ったたくさんの種類のピザがあります。
まとめ
ツナはツナ缶として加工されても、魚に含まれるEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)という栄養素をあますことなくいただくことができる優れた食材です。
ツナの風味や塩気が他の食材の味を引き立ててくれるので、おいしさがアップします。
色々なピザにツナをトッピングすることで、新しい味の発見があるかもしれません。